Word 余白

デザイン五輪書

Wordの余白を設定する方法

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Wordの余白を設定する方法

Wordの余白

余白は必要?

Word文書には、予め、余白が設定されています。

Word文書の余白

この文書の余白部分には、文字を記入する事ができません。

文字を記入する事ができず、無駄にしている余白の分の面積。
・・・もしかしたら、この余白分の面積が勿体ないと思う方もいるかもしれませんが、余白にはきちんとした役割があります。

例えば、Word文書を印刷してパンチで穴を空けた後、ファイリングしたとしましょう。
Word文書に余白を全く取ってなかった場合、どうなると思いますか?
Word文書をホッチキス留めする際、文書に余白が取ってなかったら?

・・・ご想像通り、文章が隠れてしまう部分が出て来て、まともには文書が読めないでしょう。

余白がないと・・・

また、印刷の仕上がりにも悪影響を与えます。

家庭用印刷機は特にそうなのですが、印刷後の用紙を確認してみると、多少なりとも上下左右の印刷位置にズレが生じてしまいます。

余白が大きければほとんど目立たないのですが、余白が小さいと、その左右のズレがとても目立って見えてしまいます。

ズレが目立つのは?

そう言った物理的な問題があるので、余白は必要不可欠なのです。

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デザイン的な効果

物理的な問題だけではなく、余白は、デザイン的な効果も大きいです。

例えば、余白が大きいと、本文の部分のアンバランスさを緩和してくれる効果があります。

ここに、明らかに右寄りなデザインがあったとします。

右寄りのデザイン

十分な余白を取るとどうでしょう?

余白でアンバランスさを緩和

多少なりとも、アンバランスさが緩和されて見えませんか?

また、余白を大きく取ると、上品で落ち着いたデザインになります。

落ち着いたデザイン

逆に、余白が小さいと、賑やかで活気のあるデザインになります。

賑やかで活気あるデザイン

余白と版面(はんづら)との割合を見る際に版面率と言う言葉を使うのですが、要するに、どのようなWord文書を作るかの用途によって、余白のサイズを考える目安にすると良いです。

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ルーラーで余白を変更

ルーラーを表示する

では早速、Word文書の余白サイズを変更して行きましょう。
余白サイズを変更する際に最も手っ取り早い方法が、ルーラーを使った方法です。

ですが、Wordの初期状態では、ルーラーが非表示になっています。
ですから、最初だけ、ルーラーを表示する設定を行う必要があります。

ルーラーを表示すれば、次回のWordを起動時にはルーラーが表示されたままになりますので、一度設定を行っておけば良いです。

「リボン」の「表示」タブをクリックして下さい。

表示タブ

「表示」グループの中にある「ルーラー」にチェックを入れます。

ルーラーにチェック

すると、ワード文書内の上と左側にルーラーが表示されます。

ルーラーが表示される

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ルーラーで余白サイズを変更する

表示されたルーラーをよく見てみると、灰色と白色の部分があるのが分かると思います。

ルーラーの灰色と白色の部分

実はこれ、灰色の部分が余白を表し、白色の部分が本文を表しています。

余白と本文

ルーラー上の白色と灰色の部分の境目にマウスポインタを持って行くと、ドラッグして境界線の位置を変更する事ができます。
つまり、余白のサイズを変更する事ができると言う事です。

ルーラーを使って余白を変更

変化を見ながら余白サイズを変更できると言うのが、ルーラーを使って余白を変更する方法のメリットと言えるでしょう。

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正確に余白を設定する

候補の中から余白を選択する

前述したように、ルーラーを使用する事で、変化を見ながら余白を変更する事ができます。
ですが、何せ、目分量での変更ですから、数値の正確性には欠けます。

そこで、正確性が求められる場合は、別の方法を考えましょう。
Wordには、予め余白の候補がいくつか決められています。
その中から、「狭い」余白を設定してみたいと思います。

「リボン」の中から、「ページレイアウト」タブをクリックして下さい。

ページレイアウトタブ

「ページ設定」グループの中にある「余白」をクリックします。
すると、「余白」の詳細設定メニューが展開されますので、「狭い」をクリックして下さい。

狭い

クリックした「狭い」に合わせて、余白が変更されました。

余白が狭い

このように、選択したサイズで余白を変更できるので、正確、かつ、手軽に余白の設定を変更する事が可能です。

余白設定

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ユーザー設定の余白

候補の中にこれと言った余白サイズが見付からず、任意の数値で余白の位置を変更したい場合は、「余白」の詳細設定メニュー最下部にある「ユーザー設定の余白」をクリックします。

ユーザー設定の余白

「ページ設定」ダイアログが表示され、「余白」タブが選択されています。
「余白」の部分の数値を変更すれば、設定通りの余白に変更されます。

余白を任意の数値で変更

「OK」をクリックする事で、変更が適用されます。

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Word文書を冊子にする際の余白設定

片面印刷の場合

Word文書は、冊子にする事もあります。
その際、とじしろを考慮する必要があります。

とじしろ

まずは、片面印刷の際のとじしろの設定について見て行きましょう。

片面印刷の場合、全ページ、とじしろの方向は同じです。
横書きの文章の場合、基本的に、左側か上をとじます。

片面印刷の左とじ

対して、縦書きの文章の場合は、右側か上をとじます。

では、Wordでとじしろの設定を行ってみましょう。
「リボン」の中から、「ページレイアウト」タブをクリックして下さい。

ページレイアウトタブ

「ページ設定」グループの中にある「余白」をクリックします。
すると、「余白」の詳細設定メニューが展開されますので、「余白」の詳細設定メニュー最下部にある「ユーザー設定の余白」をクリックします。

ユーザー設定の余白

「ページ設定」ダイアログが表示され、「余白」タブが選択されています。
「余白」の項目の中にある「とじしろの位置」で、とじしろの方向を設定します。
そして、「とじしろ」でとじしろのサイズを設定します。

とじしろ

最後に「OK」をクリックすると、設定が適用されます。
とじしろは、余白の更に外側に設定が適用されます。

とじしろの位置

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両面印刷の場合

両面印刷の場合、とじしろの方向は偶数ページと奇数ページで変わって来ます。

とじしろ

横書きのWord文書の場合、奇数ページのとじしろは左方向で、偶数ページのとじしろは右方向になります。
一方で、縦書のWord文書の場合は、奇数ページのとじしろは右方向で、偶数ページのとじしろは左方向になります。

各ページでページ設定が変わる為、全ページにセクション区切りを挿入して・・・と考えてしまいそうになりますが、実は、Wordは両面印刷用の余白設定が予め用意されています。
ですから、ややこしい設定を行う必要はありません。

実際に、両面印刷用の余白設定を行ってみましょう。
「リボン」の中から、「ページレイアウト」タブをクリックして下さい。

ページレイアウトタブ

「ページ設定」グループの中にある「余白」をクリックします。
すると、「余白」の詳細設定メニューが展開されますので、「余白」の詳細設定メニュー最下部にある「ユーザー設定の余白」をクリックします。

ユーザー設定の余白

「ページ設定」ダイアログが表示され、「余白」タブが選択されています。
「複数ページの印刷設定」項目の「印刷の形式:」横の「∨」をクリックします。
表示された印刷の形式一覧の中から、「見開きページ」を選択します。

見開きページ

すると、「左」の項目が「内側」、「右」の項目が「外側」に切り替わります。
「とじしろ」の項目は「とじしろ」のままですが、「とじしろの位置」の項目は選択する事ができなくなります。

見開きページの余白設定に切り替わる

「とじしろ」の数値を変更する事で、奇数ページは左方向、偶数ページは右方向のとじしろが自動的に設定されます。

とじしろの位置は自動的に設定される

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まとめ

Wordの余白設定は優秀!

今回は、Wordの余白を設定する方法についてご紹介しました。

余白と言えども、余分なスペースではありません。
前述したように、物理的な意味合いや、デザイン的な意味合いを持っているのです。

余白の設定方法としては、3つの設定方法をご紹介しました。
状況に合わせて、使い分けてみて下さい。

とじしろの設定としては、片面印刷の場合と両面印刷の場合とでの設定方法をご紹介しました。
両面印刷用のとじしろの設定があると言うのは、とてもありがたいです。
例えWord文書が100ページ以上あったとしても、一ヶ所の設定で済むのですから、その効率性はかなりのものです。

今回ご紹介した内容を活かして、今まで何となく設定していた余白設定を、考えながら効率的に設定できるようになって下さい。
この記事がきっかけで、あなたのWord文書の見栄えがグレードアップできれば幸いです。

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ソフトウェア Microsoft Office   コメント:0

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