Word 画像 圧縮

デザイン五輪書

Wordの画像ファイルを圧縮する方法

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Wordの画像ファイルを圧縮する方法

Wordファイルの容量に要注意!

Wordが知らぬ間にパソコンの容量を占める!?

Wordには、外部ファイルの画像を挿入する機能があります。

画像

外部ファイルをWordに挿入すると言う事は、当然ながら、挿入された画像のファイル分、Wordファイルの容量が大きくなります。

パソコン内の容量に着目すると、普通に考えて、挿入した画像の容量が2倍に増えると言う事を意味します。
画像が複製されているようなものですから。

図の挿入

今のパソコンは大容量ですから、実の所、あまりピンとは来ないかもしれません。
ですが、こう言うWordのファイルが増えて来ると、じわりじわりと、パソコンの容量を圧迫して行きます。

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容量の大きなWordは扱いづらい!?

前述したように、画像ファイルが挿入されたWordファイルは、その分だけ容量が大きくなります。
数十枚の画像ファイルが挿入されたWordファイルともなると、結構な容量になるでしょう。

ファイルが重くなる

さて、このファイルをメールで送らなければならなくなったとします。
すると、容量が大きい分、送信に結構な時間がかかってしまいます。
また、受信側のメールボックスの設定によっては、ファイルの容量オーバーで受信自体ができないと言う事も往々にしてあります。

このWordファイルをWebサーバー上にアップロードし、訪問者に対して配布するとしましょう。
すると、容量が大きい分だけ、ファイルのダウンロード時間がかかってしまいます。
あまりにも時間がかかるようだと、途中でキャンセルされる可能性もあります。

このように、Wordファイルの容量が大きいと、その分だけ扱いづらくなるのです。

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Wordの自動圧縮機能

圧縮とは?

そこで、Wordには、少しでもファイル容量を節約する為の、圧縮と言う機能が準備されています。

画像ファイル内には、人間が知覚できない領域の情報も含まれています。
そう言った高解像度の情報は、印刷したり、ディスプレイやプロジェクターで表示しても、確認する事ができません。

そう言った情報を敢えて取り除き、画像の解像度を下げる事で、容量を節約する事ができます。(非可逆圧縮)
実質的にはデータが劣化するのですが、見た目的には、ほとんど変化はありません。

また、画像ファイル内には規則的な部分が多く存在します。
そう言った規則的な部分を符号化する事で、少しでも容量を節約する事ができます。(可逆圧縮)
こちらは元に戻せますので、データ自体が劣化する事はありません。

こう言った一連の処理の事を「圧縮」と言います。

Wordで圧縮できる画像のファイル形式は、「.png」、「.jpeg」、「.jpg」、「.gif」、「.bmp」です。

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画像の挿入に伴う圧縮機能

冒頭の方で、Wordに挿入した画像は複製されたようなもので、その分、パソコンの容量を圧迫するとご紹介しました。
ですが、実際はそうならないように、Wordには挿入した画像の解像度をダウンサンプリングする機能が備わっています。
標準では、挿入した画像が220ppiと言う解像度に変更されるように設定されています。

挿入画像の圧縮

この機能があるおかげで、Wordファイルの容量があまり大きくなり過ぎないように、予防線が張られています。
それでも、大量の画像をWord内に挿入すれば、容量は大きくなってしまうのですけれども・・・。

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規定の解像度を変更する

画像を挿入時、自動的に変更される220ppiと言う解像度。
この規定の解像度は、変更する事ができます。
画像を劣化させずにWordに挿入したい場合など、用途に応じて使い分けましょう。

では、実際に、規定の解像度を変更してみましょう。
「リボン」の中にある「ファイル」タブをクリックします。

ファイルタブ

「ファイル」ページが表示されました。
「サイドメニュー」の中にある「オプション」をクリックします。

オプション

「Wordのオプション」ダイアログが表示されます。
「サイドメニュー」の中にある「詳細設定」をクリックして下さい。

詳細設定

切り替わったメニューの中にある「イメージのサイズと画質」の項目を変更して行きます。
まずは、設定を変更するファイルを選択します。

「イメージのサイズと画質」横の「∨」をクリックします。

イメージのサイズと画質

「すべての新規文書」に変更すると、あなたのPCで作成する新規文書の規定の解像度が変更されますので、注意して下さい。
任意のファイルを選択した場合は、そのファイル内限定で、規定の解像度を変更する事ができます。

「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェックを入れた場合、Wordに挿入する画像は圧縮されません。
画像が劣化しない代わりに、Wordファイルの容量は大きくなってしまいますので、注意しましょう。

ファイル内のイメージを圧縮しない

「規定の解像度の設定」では、規定の解像度を設定する事ができます。
「規定の解像度の設定」横の「∨」をクリックして、リストを表示させます。

規定の解像度の設定

220ppi」は印刷用の解像度です。
ほとんどのプリンターと画面で優れた品質が得られます。

150ppi」は画面用の解像度です。
Webページやプロジェクターに適しています。

96ppi」は電子メール用の解像度です。
ドキュメントのサイズを最小限に抑え、共有に適しています。

「OK」をクリックする事で、変更が適用されます。

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図の圧縮

規定の解像度と異なる解像度を設定する

Wordで、規定の解像度を設定する方法をご紹介しました。
規定の解像度を設定すると、Wordに挿入される画像は、全て、規定の解像度で挿入されます。

ですが、場合によっては、個別で解像度を変更したい画像もあるでしょう。
そこで、Wordには、画像の解像度を規定の解像度と異なる解像度に変更する機能があります。

その機能が「図の圧縮」です。

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図の圧縮で解像度を変更

では、実際に画像の解像度を変更してみようと思います。
まずは、画像をクリックして、選択します。

画像を選択

すると、「リボン」の中に、「図ツール」の「書式」タブが表示されます。

図ツールの書式タブ

「調整」グループの中の「図の圧縮」をクリックします。

図の圧縮

「画像の圧縮」ダイアログが表示されます。

「圧縮オプション」の項目にある「この画像だけに適用する」ですが、ここのチェックを外すと、Word文書内、全ての画像に対して、設定が反映されます。

この画像だけに適用する

「解像度の選択」の項目で、画像の解像度を変更する事ができます。
最初に選択されている「ドキュメントの解像度を適用」ですが、これは、規定の解像度を適用すると言う意味です。

ドキュメントの解像度を適用

また、現在選択中の画像よりも高い解像度の項目は選択する事ができません。

画像よりも高い解像度は選択できない

「OK」をクリックすると、解像度を変更する事ができます。

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画像の一部をトリミングする

図をトリミングする

画像を挿入する際、一部分、必要ない部分が出て来る事もありますよね?
その部分をトリミングして表示しないようにする事ができます。

実際にトリミングを行ってみましょう。
まずは、トリミングを行いたい画像を選択します。

画像を選択

すると、「リボン」の中に、「図ツール」の「書式」タブが表示されます。

図ツールの書式タブ

「サイズ」グループの中の「トリミング」をクリックします。

トリミング

すると、画像の周りにトリミング用の枠が表示されます。
枠をドラッグする事で、トリミングを行う範囲を決めます。

トリミング範囲を設定

キーボードの「Enter」を入力するとトリミングが行われ、画像の一部分が切り取られます。

画像の一部分が切り取られた

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トリミングされた部分は残っている!?

画像の一部をトリミングした事で、Wordファイルの容量が節約できたかと思いきや、実は、節約できていません。
と言うのも、画像をトリミングした所で、トリミングされた部分のファイルはまだ残っているからです。

実際に確認してみましょう。
トリミングを行った画像を、再選択します。

トリミングを行った画像を選択

すると、「リボン」の中に、「図ツール」の「書式」タブが表示されます。

図ツールの書式タブ

「サイズ」グループの中の「トリミング」をクリックします。

トリミング

すると、画像の周りにトリミング用の枠が表示されます。
そして、トリミングを行ったはずの部分が、再び表示されます。

トリミングを行った部分が再表示される

つまり、トリミングとは言うものの、単に、画像の一部分が非表示になるだけなのです。
ですから、Wordファイルの容量が節約される訳ではないのです。

ただ、トリミング範囲を後から変更できると考えれば、便利ではあるのですが・・・。

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図のトリミング部分を削除する

トリミングを行うと言う事は、本来、その部分は必要ないと言う事を意味しています。
ですから、その部分を削除して、その分、Wordのファイル容量を節約できたら、そちらの方が良いと考える人もいるでしょう。

そこで、Wordには、トリミングを行った部分を完全に削除する機能があります。

トリミングを行った画像を選択して下さい。

トリミングを行った画像を選択

すると、「リボン」の中に、「図ツール」の「書式」タブが表示されます。

図ツールの書式タブ

「調整」グループの中にある「図の圧縮」をクリックします。

図の圧縮

「画像の圧縮」ダイアログが表示されます。
「圧縮オプション」の中にある「図のトリミング部分を削除する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

図のトリミング部分を削除する

画像のトリミング部分が削除されました。

トリミングを行った画像を選択

確認の為に、「サイズ」グループの中の「トリミング」をクリックします。

トリミング

すると、画像の周りにトリミング用の枠が表示されます。
トリミングした部分が表示されず、完全に削除された事が確認できると思います。

トリミング部分が削除された

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復元用の編集データを破棄する

復元用の編集データの役割

トリミングと同様に、画像に対して編集を行った際も、元画像のデータが保存されています。
ですから、「図のリセット」をクリックする事で、いつでも画像を元の状態に戻す事ができます。

図のリセット

復元用の編集データも保存されていると言う事は、当然ながら、画像が増えるほどにファイルの容量が大きくなります。
そこで、復元用の編集データを破棄する方法があります。

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復元用の編集データを破棄する方法

実際に作業を行って行きましょう。

「リボン」の中にある「ファイル」タブをクリックします。

ファイルタブ

「ファイル」ページが表示されました。
「サイドメニュー」の中にある「オプション」をクリックします。

オプション

「Wordのオプション」ダイアログが表示されます。
「サイドメニュー」の中にある「詳細設定」をクリックして下さい。

詳細設定

切り替わったメニューの中にある「イメージのサイズと画質」の項目の中の、「復元用の編集データを破棄する」にチェックを入れます。

復元用の編集データを破棄する

最後に「OK」をクリックする事で、設定が終了します。

実際に復元用の編集データが破棄されるのは、ファイルを保存して、一度、Word文書を閉じた後です。
それまでは、「図のリセット」を行う事ができます。

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まとめ

データの受け渡しはコンパクトに!

今回は、Wordの画像ファイルを圧縮する方法と言う事で、規定の解像度を変更する方法と、画像を規定の解像度と異なる解像度に変更する方法についてご紹介しました。
また、トリミングを行った部分を完全に削除する方法と、復元用の編集データを削除する方法についてもご紹介しました。

これらの方法と、フォルダを右クリックしてZIPファイルに変換する方法を組み合わせる事で、随分、ファイル容量を節約する事ができると思います。
画像データの入ったWord文書をメールで送る際などは、ぜひ、活用してみて下さい。

逆に、こう言った配慮のできない方はあまり相手に良い印象を与えませんから、注意が必要です。
今回の記事が、あなたの仕事に対してプラスに働く事を願ってます。

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