Word グループ化

デザイン五輪書

Wordのグループ化機能を活用しよう!

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Wordのグループ化機能を活用しよう!

はじめに

グループ化とは?

Wordには、オブジェクトをまとめて管理する事のできる、グループ化と言う便利な機能があります。

図形をグループ化すると、グループ内のオブジェクトをまとめて移動させたり、同じ倍率で拡大・縮小をする事ができたり、同じ図形のスタイルを適用する事ができます。

オブジェクトをグループ化して一括管理

もし、グループ化を行わず、移動や拡大・縮小を一つ一つのオブジェクト毎に行っていたとしたら、結構な時間がかかります。
更に、図形全体のバランスが崩れてしまう原因にもなってしまうでしょう。

全体のバランスが崩れる

ですので、オブジェクトのグループ化は、有効活用したい所です。

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グループ化できるオブジェクト

Wordでグループ化できるオブジェクトは、図形だけではありません。
図、クリップアート、図形、SmartArt、グラフ、テキストボックス、ワードアートなど、様々なオブジェクトをグループ化する事ができます。

Word2007以前のバージョンでは無理ですが、Word2010からは、それぞれを混ぜてグループ化する事もできます。
例えば、図とSmartArt、ワードアートの三種類を混ぜてグループ化する事も可能です。

種類の違うオブジェクトをグループ化

オブジェクトをグループ化する際の注意点ですが、「配置」グループの「文字列の折り返し」が「行内」になっているオブジェクトはグループ化できません。

行内

これらを踏まえた上で、オブジェクトのグループ化を行って下さい。

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オブジェクトのグループ化

オブジェクトを複数選択する

オブジェクトをグループ化する為には、オブジェクトを複数選択する必要があります。
その際、普通にオブジェクトをクリックしただけでは、一つのオブジェクトしか選択できません。

オブジェクトをクリック選択

そこで、少し工夫が必要になります。

オブジェクトをクリックする際、キーボードの「Shift」を同時に入力します。
すると、複数のオブジェクトを選択する事ができます。

オブジェクトを複数選択

実は、「Ctrl」でも複数のオブジェクトを選択する事ができます。
ですが、「Ctrl」の場合、誤ってマウスをドラッグしてしまうと、今まで選択した複数のオブジェクトが複製されてしまいます。

誤ってオブジェクトが複製される

こう言うミスを防ぐ為にも、「Shift」を使用するようにしたいものです。

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文字列の折り返しを変更する

前述しましたが、選択したオブジェクトの中に「文字列の折り返し」が「行内」になっているものが混じっていた場合は、「グループ化」を行う事ができません。
ですので、「文字列の折り返し」を変更しておきましょう。

図だったり、SmartArtだったりと、オブジェクトの種類によって表記が異なるのですが、「リボン」の中にある各ツールの「書式」タブを選択します。
「配置」グループの中にある「文字列の折り返し」をクリックします。

すると、「文字列の折り返し」の設定メニューが展開されますので、「行内」以外をクリックして下さい。
作例では、「前面」を選択しました。

前面

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オブジェクトをグループ化する

続いて、オブジェクトをグループ化します。

「配置」グループの中にある「グループ化」をクリックします。
グループ化の設定メニューが展開されますので、「グループ化」をクリックします。

グループ化

オブジェクトがグループ化されました。

オブジェクトがグループ化された

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オブジェクトの選択に役立つ機能

オブジェクトの選択

オブジェクトをグループ化する為には、それぞれのオブジェクトを選択する必要があります。
その際、文章とオブジェクトが入り混じっていたり、オブジェクトの「文字列の折り返し」が「背面」の設定になっていた場合は、マウスでクリックする事によるオブジェクトの選択が困難な場合も出て来るでしょう。

オブジェクトの選択が困難

そう言った場合に役に立つのが「オブジェクトの選択」です。
「オブジェクトの選択」を使うと、テキストを無視して、オブジェクトのみしか選択できなくなります。
つまり、オブジェクトの選択がしやすくなる訳です。

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オブジェクトの選択を使用する

では、実際に「オブジェクトの選択」の機能を使ってみましょう。

「リボン」の「ホーム」タブを選択します。

ホーム

「編集」グループの中にある「選択」をクリックします。
すると、「選択」の設定メニューが展開されますので、「オブジェクトの選択」をクリックします。

オブジェクトの選択を選択

すると、Iビームの形状がマウスカーソルに変化をします。
そして、オブジェクトのみを効率良く選択できるようになりました。

オブジェクトの選択でオブジェクトを選択

ここで注意点なのですが、Word2010では、「オブジェクトの選択」を使って、複数のオブジェクトをドラッグ選択する事ができません。
Excel2010やWord2007では「オブジェクトの選択」でオブジェクトをまとめてドラッグ選択する事ができますので、ついついやってしまいそうになります。
間違わないようにしましょう。

「オブジェクトの選択」モードを解除する為には、キーボードの「Esc」を入力するだけで良いです。
「Esc」を入力すると、マウスカーソルがIビームの形状に戻ります。
そして、テキストが選択できるようになります。

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オブジェクトの選択と表示

「オブジェクトの選択」よりも確実に、そして、効率良くオブジェクトを選択する事のできる機能があります。
それが、「オブジェクトの選択と表示」です。

「オブジェクトの選択と表示」を使う方法は二通りあります。
両方共見て行きましょう。

一つ目は、「リボン」の「ホーム」タブの中にあります。

ホーム

「編集」グループの中にある「選択」をクリックします。
「選択」の設定メニューが展開されますので、「オブジェクトの選択と表示」をクリックします。

オブジェクトの選択と表示

もう一つは、オブジェクトを選択した時に表示される「書式」タブから設定を行う事ができます。

書式タブ

「配置」グループの中にある「オブジェクトの選択と表示」をクリックします。

オブジェクトの選択と表示

すると、画面右側に「オブジェクトの選択と表示」の設定画面が表示されます。

オブジェクトの選択と表示の設定

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オブジェクトの選択と表示を使用する

「オブジェクトの選択と表示」の設定画面でオブジェクト名をクリックすると、ページ内のオブジェクトが選択されます。

オブジェクトを選択

複数のオブジェクトを選択する場合は、キーボードの「Ctrl」を入力しながら、オブジェクト名をクリックします。
既に選択されているオブジェクト名をクリックすると、そのオブジェクトの選択は解除されます。

この方法でオブジェクトを選択すれば、確実に目的のオブジェクトを選択できますし、選択もれも防ぐ事ができます。

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グループ化したオブジェクトを個別に編集

グループ解除

複数のオブジェクトをグループ化する事で、オブジェクトをまとめて編集する事ができます。
オブジェクトをグループ化すると、オブジェクトの色を編集する際、グループ内のオブジェクトの色は全て同じ色に統一されます。
また、オブジェクトを移動する際は、グループ内のオブジェクトも一緒に移動されます。

では、オブジェクトを個別に編集する為に、一度グループ化してしまったオブジェクトのグループ化を解除する事はできるのでしょうか?

お察しの通り、できます。
実際に、グループ化を解除してみましょう。

グループ化したオブジェクトをクリックし、選択します。
「リボン」に表示されているツールの「書式」タブをクリックします。

書式タブ

「配置」グループの中にある「グループ化」をクリックします。
「グループ化」の設定メニューが展開されますので、「グループ解除」をクリックします。

グループ解除

オブジェクトのグループ化が解除されました。

グループ化が解除

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グループ解除せずにオブジェクトを個別編集する

先ほど、オブジェクトを個別に編集する為に、一度グループ化してしまったオブジェクトのグループ化を解除するとご紹介しましたが、実は、グループ化したままでも、個別にオブジェクトを編集する事ができます。

やり方は簡単。
まず、グループ化しているオブジェクトをクリックします。
そして、個別に編集したいオブジェクトをクリックします。

すると、グループ内のオブジェクト一つだけを選択する事ができます。

グループ内のオブジェクトを選択

勿論、個別に色を変えたり、拡大したりする事もできます。

オブジェクトを個別に編集

間違えないで欲しいのが、ダブルクリックではありません。
あくまでも、グループを選択した後、編集したいオブジェクトを選択します。
ダブルクリックをすると上手く行きませんので、注意して下さい。

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描画キャンバスを活用する

描画キャンバスを表示する

これまで、Wordの「グループ化」機能についてご紹介して来ました。
一方で、Wordにはグループ化に近い働きをする、もう一つの機能があります。
それが、「描画キャンバス」です。

「描画キャンバス」には「グループ化」よりも優れている点もありますので、最後に、「描画キャンバス」についてご紹介したいと思います。

まずは、「描画キャンバス」が一体どのようなものか見てみないと分からないと思いますので、「描画キャンバス」を表示してみましょう。
「リボン」の中から、「挿入」タブをクリックします。

挿入

「図」グループの中にある「図形」をクリックします。
「図形」の設定メニューが一覧表示されますので、最下部にある「新しい描画キャンバス」をクリックします。

新しい描画キャンバス

ページ内に「描画キャンバス」が表示されました。

描画キャンバス

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描画キャンバス内に図形を描画

続けて、「描画キャンバス」内に図形を描画してみましょう。

「描画キャンバス」をクリックします。
「リボン」の中に表示されている「描画ツール」の「書式」タブをクリックします。

描画ツールの書式タブ

「図形の挿入」グループの中にある図形をクリックします。
作例では「正方形/長方形」をクリックしました。

図形の挿入

そして、「描画キャンバス」内をドラッグします。
すると、「描画キャンバス」内に四角形の図形が描画されました。

描画キャンバス内に図形を描画

きちんと「描画キャンバス」内に描画されたかどうかは、図形をドラッグしてみれば分かります。
「描画キャンバス」内に描画された図形は、「描画キャンバス」の外にドラッグして出す事ができません。(※Word2007は出せます。)

図形をドラッグ

また、「描画キャンバス」内に図形を描画する際、図形の一部でも「描画キャンバス」の外にはみ出てしまうと、図形は「描画キャンバス」の外に描画されてしまいます。
気を付けて下さい。

描画キャンバスからはみ出る

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描画キャンバス内にオブジェクトを挿入する

「描画キャンバス」内に配置できるのは図形だけではありません。
グループ化に近い働きだとご紹介したように、「描画キャンバス」内には様々なオブジェクトを挿入する事ができます。

「リボン」の「挿入」タブをクリックします。

挿入

「描画キャンバス」が選択されている状態で、「テキスト」グループの中にある「ワードアート」をクリックします。
「ワードアート」の設定メニューが表示されますので、任意のものを一つ選んで下さい。

ワードアート

すると、「描画キャンバス」内に「ワードアート」が挿入されました。

ワードアートが挿入された

同様に、「図」や「クリップアート」、「テキストボックス」も「描画キャンバス」内に挿入する事ができます。
その一方で、「グラフ」や「SmartArt」など、「描画キャンバス」と同じ太い枠線が表示されるものに関しては挿入できませんので、注意が必要です。

SmartArtは挿入不可

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描画キャンバスを更に活用する

描画キャンバスにオブジェクトを出し入れする

「描画キャンバス」内にオブジェクトを配置する方法として、「描画キャンバス」を描画した後、オブジェクトを挿入して行くと言う方法をご紹介しました。
では、既にページに配置されているオブジェクトは、「描画キャンバス」内に移動する事ができないのでしょうか?

描画キャンバスにオブジェクトを移動できる?

お察しの通り、ちゃんと方法があります。
その方法とは、「コピー&ペースト」です。

「コピペ」を利用する事で、オブジェクトを「描画キャンバス」内に移動したり、逆に、「描画キャンバス」内のオブジェクトを、ページに移動したりする事ができます。

描画キャンバス内にオブジェクトをコピペ

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オブジェクト選択ツールがパワーアップ!?

「描画キャンバス」内にマウスを移動した際、Iビームが「オブジェクト選択ツール」に変化している事に気が付いたでしょうか?
そうなのです。
「描画キャンバス」内では、マウスカーソルが自動的に「オブジェクト選択ツール」のモードに切り替わるのです。

しかも、通常の「オブジェクト選択ツール」よりも、使い勝手が増しています。
と言うのも、Wordではできなかったはずの「オブジェクト選択ツール」によるドラッグ選択、それが、「描画キャンバス」内では可能だからです。

オブジェクト選択ツールによるドラッグ選択

狙ったオブジェクトを一括して選択できるので、とても重宝します。

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描画キャンバス内でグループ化!?

「描画キャンバス」を利用する事で、複数のオブジェクトを同時に移動する事ができます。
ですが、「グループ化」と違って、一括で複数のオブジェクトの色を変更する事はできません。

実際、「描画キャンバス」を選択した状態で色を変更すると、「描画キャンバス」自体の色が変更されてしまいます。

描画キャンバスの背景色を変更

そこで、「描画キャンバス」内のオブジェクトを「グループ化」する事ができますので、「グループ化」を利用して、オブジェクトの色を一括して変更しましょう。

描画キャンバス内でグループ化

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描画キャンバスを使ってオブジェクトを拡縮する

通常、描画キャンバスのサイズを変更しても、中のオブジェクトのサイズは変化しません。

描画キャンバスを拡大

ですが、「描画キャンバス」のサイズに連動して、中のオブジェクトのサイズを変更するように設定をする事ができます。

「描画キャンバス」の枠線上を右クリックして下さい。

描画キャンバスの枠線上を右クリック

表示されたコンテキストメニューの中から、「描画のサイズ変更」を選択します。

描画のサイズ変更

「描画キャンバス」のサイズを変更してみて下さい。
「描画キャンバス」のサイズに合わせて、中のオブジェクトのサイズも変更されます。

描画キャンバスのサイズ変更

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まとめ

作業の効率化に!

今回は、Wordの「グループ化」機能を活用する方法と、「描画キャンバス」を使用する方法についてご紹介しました。
内容が盛り沢山でしたが、ぜひ、活用してみて下さい。

これらを活用するとしないとでは、作業効率が全然違います。
操作方法を覚える手間を考えたとしても、それ以上の効率化が図れると思いますから、頑張ってみて下さい。

あなたの活躍を応援しています。

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