WordPress 引越し

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WordPressの引越しをスムーズに行うには?

読了までの目安時間:約 23分

 

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WordPressの引越しをスムーズに行うには?

サイトを引越しする

サイトの引越しを行う場面とは?

WordPressでサイトを運営していると、人によっては、サイトを引越しする必要が出て来る事もあるでしょう。

例えば、サイトが何かしらの原因でGoogleからペナルティを受けてしまい、その対策が困難な場合、ドメインを移転した方が、検索結果に復帰するのが早い場合もあります。
また、今使っているドメインよりも強いドメインを手に入れた場合、サイトを引越しした方が有利な場合もあります。
更に、ドメイン名がより自分のサイトにマッチしたドメインを取得した場合も、サイトを引越しする事があるでしょう。

他にも、サーバーを移転する場合も、データベースに残っているデータを移転先のサーバーに引越しする必要性が出て来ます。

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サイトの引越し方法

実は、当サイトも、この記事を書く為にサイトの引越しをしました。
と言うか、最初から引越しをするつもりで、別のドメインで記事を展開して来ました。
その後、考えていた方法でサイトの引越し作業をきちんと行える事ができましたので、私が行ったWordPressの引越し方法をご紹介したいと思います。

とは言うものの、サイトを引越しする為の方法はいくつかあります。
ネット上にも色々な方法が紹介されていますが、その多くは、「phpmyadmin」にアクセスしてデータベースを操作する必要があったりします。

FTPソフトを使用してWordPressのファイルを丸ごと移動し、「wp-config.php」のファイルを削除すれば、WordPress上のファイルを全て新しいサーバー(ディレクトリ)上に引っ越しする事はできます。
ですが、記事の中身はWordPressのファイル内にあるのではなく、データベース上に保存されています。
ですので、この方法だけだと、記事のない、初期状態のWordPressが表示されるだけになってしまいます。

データベース上のデータを抽出する為には、データベースを操作する、MySQLと言った言語の知識が必要になるのです。
とは言うものの、引越しの為だけにMySQLの勉強をするのも大変です。
そこで、今回紹介する方法は、MySQLと言ったデータベースの知識がなくても、プラグインを使う事で簡単にデータを抽出する事ができるものにしました。

全記事をコピペ移動するよりは遥かに効率的ですよ。

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さっさと引越し!

引越しファイルのエクスポート

では、早速作業に入りましょう。
まずは、引越し元のWordPressの中から、必要なデータを抽出します。

引越し元のWordPressにログインして下さい。
「サイドバー」の「ツール」の中から「エクスポート」を選択して下さい。

エクスポート

「エクスポート」ページが表示されます。
ここで、引越ししたいデータを選択します。

デフォルト(標準)では、「すべてのコンテンツ」、「投稿」、「固定ページ」が選択できます。
ちなみに、WordPressにインストールしているプラグインによっては、ここに追加で表示される項目もあります。
「すべてのコンテンツ」を選ぶと、「投稿」、「固定ページ」、「コメント」、「カスタムフィールド」、「ウィジェット」、「カテゴリー」、「タグ」、「画像ファイル」、「メニュー」、「エクスポートできるプラグインのデータ」が抽出されます。

エクスポートする内容を選択したら、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックします。

エクスポートファイルをダウンロード

エクスポートファイルのダウンロードが開始されます。
ここでダウンロードしたファイルを引越し先のWordPressにアップロードする事で、データを移転する事ができます。

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WordPress Importerでファイルをインポート

次は、引越し先のWordPressにログインします。
ダウンロードしたデータファイルのアップロードは、「WordPress Importer」プラグインを使用します。

「サイドバー」の「ツール」の中から、「インポート」を選択して下さい。

インポート

「インポート」ページが表示されます。
インポートするデータファイルの種類を選択します。
今回は、WordPressから抽出したデータファイルをインポートしますので、「WordPress」を選択します。

インポートツールの選択

すると、「インポートツールのインストール」ダイアログが表示されます。
「いますぐインストール」をクリックすると、「WordPress Importer」プラグインがWordPress内にインストールされます。

インポートツールのインストール

「WordPress Importer」プラグインのインストールが完了したら、「プラグインを有効化してインポートツールを実行」をクリックします。

プラグインを有効化してインポートツールを実行

「Import WordPress」ページが表示されます。
「ファイルを選択」をクリックし、ダウンロードしたデータファイルを選択します。
そして、「ファイルをアップロードしてインポート」をクリックします。

Import WordPress

データファイルのインポートが完了したら、インポートした記事の著者と画像のインポート設定を行います。
「-Select-▼」をクリックすると、WordPressの「ユーザー一覧」に登録されているユーザー名がドロップダウンメニューで表示されます。
インポートした記事の著者として登録するユーザーを選択して下さい。

「Import Attachments」の部分では、画像ファイルのインポート設定を行います。
「Download and import file attachments」にチェックを入れると、引越し元の画像ファイルをインポートする事ができます。
デフォルト(標準)ではチェックが入っていません。

「Download and import file attachments」にチェックが入っていない場合、画像ファイルはインポートされません。
画像の表示に関しては、引越し元のサイトから画像ファイルのURLを通じて画像を引っ張って来る事が可能ですので、引越し先のサイトの容量を節約する事ができます。
ですが、アイキャッチ画像はその方法が使えない為、アイキャッチ画像が表示されなくなります。
また、引越し元のサイトのデータを初期化してしまった途端、画像が表示されなくなってしまうなどのトラブルもあります。

ですので、基本的には「Download and import file attachments」にチェックを入れましょう。
これで、画像ファイルがインポートされ、アイキャッチ画像も表示されます。
記事内の画像URLも、自動的に引越し先の画像URLに書き換えられます。

最後に「Submit」をクリックします。

Import WordPressで著者と画像の設定

ページが切り替わり、ファイルのインポートが行われます。
「All done. Have fun!」が表示されれば、インポートは完了です。
「Have fun!」をクリックする事で、「ダッシュボード」のページに戻ります。

Have fun!

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WordPress Importer使用時の注意点

インポートが成功しない!?

ここで注意点ですが、引越し元サイトのデータ容量が大きく、加えて、無料サーバーや激安サーバーなどの低スペックサーバーを利用している場合、このインポート作業でエラーを連発してしまう事があります。
その場合、エクスポートするファイルを「すべてのコンテンツ」にせず、「投稿」と「固定ページ」で小分けにしてインポート作業を行うしかありません。
それでも無理でしたら、この方法は断念するしかありません。

そもそも、データ容量が大きくなるほど、画像を多用してデザインに力を入れているサイトや、記事数が多いサイトの場合、無料サーバーや激安サーバーを選択する事自体が大きな間違いです。
無料サーバーや激安サーバーは、趣味を紹介したり、日記を書く程度の文字だけのサイトを運営する方向けであり、大容量が必要なほどの記事数や手の混んでいるサイトを運営している方には向いていません。
いつサイトが閉鎖されても問題ないと言うレベルのサイトを運営している方でない場合は、有料サーバーを検討しましょう。

私自身、無料サーバー、激安サーバー、有料サーバーと色々使用して来ましたが、やはり、値段相応です。
サイトが消されてしまうリスク、サイトの動作スピード、データのアップロードやプラグインのインストールの成功率、全てが値段相応です。

有料サーバーと言っても、金額は月に千円ちょっとです。
最初はその千円ちょっとを支払うのにためらいますが、実際に有料サーバーを使用してみると、無料サーバーの機能の低さに、もう、無料サーバーは使えなくなります。
私はエックスサーバーを使用していますが、サクサク動きますし、エラーはめったに出ません。

ですので、インポートが成功しないと困っている方は、サーバーの変更を検討してみてはどうですか?

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投稿日の設定はどうなる?

インポートした記事や固定ページの投稿日の設定は、インポートを行った日付ではありません。
そのまま、以前の設定を引き継ぎます。
ですので、インポート先のサイトでいくつか記事を書いていた場合は、その記事と、新たにインポートした記事の順番がごちゃ混ぜになってしまいます。

何かしら問題になる場合は、別の方法を考えましょう。

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カテゴリーやタグが認識されない!?

インポートした記事の分のカテゴリーやタグは認識されていません。
ですので、タグクラウドやカテゴリー一覧のページが正しく表示されません。

ですが、インポートした記事を一つ一つ編集画面から更新する事で、カテゴリーやタグはきちんと認識されるようになります。
正直言えば、これが結構面倒臭いですが、この不具合も、そのうち修正されると思います。

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WordPress Importerはどこに!?

引越し作業の過程でインストールしたWordPress Importerプラグインですが、もう、データファイルをインポートする事がないと言う場合、必要ありません。
サーバーの容量を少しでも節約したいと言う方は、WordPress ImporterプラグインをWordPressの中から削除する事も可能です。

「サイドバー」の「プラグイン」の中にある「インストール済みプラグイン」をクリックします。

インストール済みプラグイン

インストール済みプラグイン一覧の中に「WordPress Importer」プラグインが混ざっています。
もし削除する場合は、最初に「停止」をクリックして、WordPress Importerプラグインの働きを止めます。

WordPress Importerを停止

WordPress Importerが停止すると、文字が細字で表示され、背景色が白に変化します。
「削除」をクリックする事で、WordPress Importerプラグインの削除処理が行われます。

WordPress Importerを削除

「プラグインを削除」ページが表示され、WordPress Importerプラグインの削除の再確認が行われます。
「はい、これらのファイルを削除します」をクリックすると、WordPress Importerプラグインの削除処理が実行されます。

プラグインを削除

WordPress Importerプラグインが削除されました。

プラグインを削除しました

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移動されていないデータは?

WordPress Importerプラグインを使う事で、簡単にWordPressのデータを移動する事ができますが、全てのデータが移動できている訳ではありません。
例えば、テーマやプラグインのデータは引き継いでいません。
・・・では、それらは一つ一つ手作業で移動するしかないのでしょうか?

もし、それも簡単に済ませたい場合は、FTPソフトを使用します。
「wordpress>wp-content>themes」フォルダの中にテーマファイルが、「wordpress>wp-content>plugins」フォルダの中にプラグインファイルが入っています。
それぞれの中身をFTPソフトを使い、新しいサーバー上に移動します。

プラグインとテーマのフォルダ

これで、一括してデータの移動を行う事ができます。
ただし、プラグインによっては、この方法で不具合を起こすものもあるようです。
プラグインを沢山インストールしている方で、慎重に作業を行いたい場合は、一つ一つ手作業でインストールを行いましょう。

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どのような方法でも移動できないもの

上記方法を使えば、WordPressのデータをスムーズに移動する事ができ、ほぼ、元の状態を再現する事ができます。
ただし、引き継ぐ事ができないものもあります。

それは、WordPressの設定やテーマ独自の設定です。
WordPressの設定だけでも、結構、設定し直さなければならない点があるのですが、当サイトで使用しているWordPressテーマ「THE WORLD」独自の設定画面もあります。
これが、結構、時間を取ります。

加えて、ブログランキングのボタンやzenbackのブログパーツ、アクセス解析ツールの設置し直し、各プラグインの設定し直しもあります。
あれこれと設定をし直す事で、当サイトでは丸1日かかってしまいました。

ですので、サイトの引越し作業は、週末など、まとまった時間を取れる日に行う事をお勧めします。
例えば、日曜日の夕方に作業を始めたりすると、下手をすると、次の1週間はサイトが機能しない恐れもあります。
それは非常に勿体ないですよね?

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プラグインの設定の引越し

引越しを見越したプラグイン

プラグインの中には、サイトの引越しを見越して、設定のインポートやエクスポート機能が付いている優秀なプラグインもあります。
私が使っているものとしては、「Meta Slider」プラグインと「WP Keyword Link」プラグインがこれに当たります。

どちらのプラグインも情報量が膨大になりがちで、同じデータを手作業で再現するとなると、気が遠くなりそうです。
ですので、インポートやエクスポート機能があると言うのは、本当にありがたいです。

どちらのデータの移動も、引越し先のサイトにプラグインがインストールされている事が前提ですので、先にインストールを行っておきましょう。

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Meta Sliderのエクスポート

まずは、「Meta Slider」プラグインのエクスポートを行ってみましょう。
引越し元のWordPressにログインし、「サイドバー」の「ツール」の中にある「エクスポート」を選択します。

エクスポート

「エクスポート」のページが表示されます。
WordPress内にMeta Sliderプラグインがインストールされている場合、選択肢の中に、新たに「Meta Slider」が追加されています。
「Meta Slider」にチェックを入れ、「エクスポートファイルをダウンロード」を選択します。

Meta Sliderファイルをエクスポート

Meta Sliderのエクスポートファイルがダウンロードされます。

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Meta Sliderのインポート

では、エクスポートファイルを引越し先のWordPressにインポートしましょう。
引越し先のWordPressにログインをします。
「サイドバー」の「ツール」の中から、「インポート」を選択して下さい。

インポート

「インポート」ページが表示されます。
インポートするデータファイルの種類は「WordPress」を選択します。

インポートツールの選択

「Import WordPress」ページが表示されます。
「ファイルを選択」をクリックし、Meta Sliderのエクスポートファイルを選択します。
そして、「ファイルをアップロードしてインポート」をクリックします。

Import WordPress

データファイルのインポートが完了したら、インポートした記事の著者と画像のインポート設定を行います。
「-Select-▼」をクリックし、記事の著者として登録するユーザーを選択して下さい。

「Import Attachments」の部分の「Download and import file attachments」にチェックが入っていないと、スライド用の画像がインポートされません。
必ずチェックを入れておきます。
そして、最後に「Submit」をクリックします。

Import WordPressで著者と画像の設定

ページが切り替わり、ファイルのインポートが行われます。
「All done. Have fun!」が表示されれば、インポートは完了です。
「Have fun!」をクリックする事で、「ダッシュボード」のページに戻ります。

Have fun!

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Meta Sliderの設定

では、きちんとMeta Sliderの情報が引き継がれているのか確認してみましょう。
「サイドバー」の中にある「Meta Slider」をクリックします。

Meta Slider

Meta Sliderプラグインの設定画面を見て、驚いた方もいると思います。
何せ、何も表示されていないからです。

Meta Sliderのファイルが空っぽ?!

失敗!?
・・・いえいえ、画面右側の「Settings」を確認してみて下さい。
その設定が以前のサイトの設定を引き継いでいた場合、取り敢えずは成功です。

スライドショーの詳細設定

「Add Slide」をクリックし、実際にスライドショーに設置されていた画像を選択してみて下さい。

スライドの追加

すると、既に設定項目が埋められた状態でスライドが追加されます。

設定項目が埋まった状態で表示

このように、画像を追加して行くだけで、簡単にMeta Sliderのデータを復旧する事ができます。
少々回りくどい気もしますが、サイトを引っ越す事で画像のURLが変更になるので、その点を考慮した作りになっているのかもしれません。

ちなみに、今回の方法でMeta Sliderを引越ししても、Meta Sliderのリンクに対する「rel="nofollow"」の設定は引き継がれません。
改めて設定し直して下さい。
設定方法は「Meta Sliderを導入して、WordPressにスライドショーを組み込む」にて詳しく説明をしています。

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WP Keyword Linkのエクスポート

次は、WP Keyword Linkプラグインに設定したデータをエクスポートしましょう。
引越し元のWordPressにログインします。
「サイドバー」の「設定」の中から、「WP KeywordLink」をクリックします。

WP Keyword Link

「WP Keyword Link」ページが表示されます。
ページ下部にある「Import and Export File」の中の「Export to File」にチェックを入れ、「Submit」をクリックします。

Export to File

すると、WP Keyword Linkに設定した「Links」のデータを抽出する事ができます。
ここで抽出したデータを引越し先のサイトにインポートする事で、データを移す事ができます。

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WP Keyword Linkのインポート

次は、引越し先のサイトのWordPressにログインします。
「サイドバー」の「設定」の中から、「WP KeywordLink」をクリックします。

WP Keyword Link

「WP Keyword Link」ページが表示されます。
ページ下部にある「Import and Export File」の中の「Import from file」にチェックを入れ、「ファイルを選択」をクリックします。
エクスポートした「Links」のデータを選択肢、「Submit」をクリックします。

Import from file

これで、WP Keyword Linkプラグインで設定した「Links」のデータをインポートする事ができました。

注意点ですが、この方法で移動する事ができたのは「Links」のデータだけです。
WP Keyword Linkプラグインの各種設定は引き継がれていませんので、ご自身で設定し直して下さい。

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まとめ

最後に

今回は、WordPressの引越しをスムーズに行う方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
自分には関係ないと思っていても、意外と、WordPressを引越しする機会がやって来るものです。

全てを一から手作業で行うとなると、一週間ほどの時間を取られる事だってあるでしょう。
それでは時間がとても勿体ないです。
「時は金なり」ですし、是非とも、今回ご紹介した方法を活用して、作業時間を大幅に短縮して下さい。

この記事が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

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