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デザイン五輪書

Photoshopの合成技術で非現実を画像化!

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Photoshopの合成技術で非現実を画像化!

はじめに

Photoshopで非現実を画像化!

Photoshopは、とても高性能な画像編集ソフトです。
緻密なレタッチ作業を行う事ができるので、画像を合成して、ありえないものを画像化する事が可能です。

UFO

以前、心霊写真の作り方で、Photoshopによる画像の切り抜き方を学ぶと言う記事でご紹介しましたが、心霊写真だって自作できます。

心霊写真完成例

時間さえかければ、よりリアルなものを作る事ができますし、Photoshopと素材さえあれば、作れないものはないと言っても、過言ではないでしょう。

骨見えてます・・・

そこで今回は、Photoshopを使って、思わずニヤリとしてしまうような画像を合成してみようと思います。

あ~ん

以前ご紹介した、Photoshopで画像合成を行う際のテクニックとポイントと言う記事と合わせてご覧下さい。

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Photoshopを起動する前に・・・

合成する素材を集める

画像を合成する際は、素材集めが最初の作業になります。
PAKUTASO」で素材を集めてみようと思います。

今回使用する画像は、「工場で煙草を吸う男性」と「90式戦車の発射炎」です。

写真のダウンロード方法ですが、サイトを開き、「写真のダウンロードはこちら」をクリックします。

写真のダウンロードはこちら

ダウンロード用のダイアログが表示されます。
PAKUTASOの利用規約に同意ができれば、画像のサイズを選び、クリックします。

ショートサイズの画像をダウンロード

選択したサイズで画像がダウンロードされます。

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レイヤーについて知っておく

Photoshopで合成を行う際は、レイヤーと言う概念が重要になります。

レイヤーとは、透明な一枚のカンバスのようなものです。
Photoshopでは、この透明なレイヤーにピクセルと言う単位で色を乗せて画像を構成して行きます。

レイヤーは何層にも重ねる事ができます。
上のレイヤーのピクセルの色が指定されていない部分は透明になり、下のレイヤーが透けて見えます。
こうやってレイヤーを重ねる事で、一枚の画像が仕上がって行くのです。

レイヤーの概念

この、レイヤーと言う考え方を踏まえた上で、作業を行って下さい。

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Photoshopに画像を配置する

背景となる画像を開く

では、Photoshopに画像を配置したいと思います。
今回は、合成に使用する画像が2枚だけですから、普通に画像を開き、そこへ、もう一枚の画像を配置します。

Photoshopを起動して下さい。
「メニューバー」の中にある「ファイル」をクリックします。
展開されたメニューの中にある「開く」をクリックします。

ファイルを開く

「開く」ダイアログが表示されます。
今回は、「工場で煙草を吸う男性」の画像を背景にしますので、「工場で煙草を吸う男性」の画像を選択し、「開く」をクリックして下さい。

「工場で煙草を吸う男性」の画像がカンバスに表示されます。

工場で煙草を吸う男性

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画像をカンバス上に配置

続けて、今度は「90式戦車の発射炎」を、「工場で煙草を吸う男性」レイヤー(以下、背景レイヤー)の上のレイヤーとして配置します。

「メニューバー」の「ファイル」をクリックします。
展開されたメニューの中にある「配置」をクリックします。

配置

「配置」ダイアログが表示されますので、「90式戦車の発射炎」を選択し、「配置」をクリックします。
「90式戦車の発射炎」が背景レイヤー上に配置されます。

背景レイヤー上に画像が配置された

「90式戦車の発射炎」の画像のサイズが大きい為、「90式戦車の発射炎」の横幅をカンバスサイズに合わせて縮小した形で配置されます。
「90式戦車の発射炎」を原寸大で表示したい場合は、「オプションパネル」の「W:」と「H:」を「100%」に変更します。

画像の縦と横のサイズ

今回はこのままのサイズを使用しますので、「オプションパネル」の「○」をクリックし、配置を決定します。

○

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炎レイヤーを調整する

レイヤーを切り抜く

次は、「90式戦車の発射炎」レイヤー(以下、炎レイヤー)の炎の部分を切り抜きたいと思います。

「ツールパネル」の中から、「自動選択ツール」を選択して下さい。
「ツールパネル」に「自動選択ツール」が表示されていない場合は、「クイック選択ツール」を長押しし、「自動選択ツール」を表示させます。

自動選択ツール

「オプションパネル」の「許容値」を「150」に設定します。

許容値

そして、炎の中心部分をクリックして下さい。

自動選択ツールでクリック

すると、炎の部分が選択されます。

選択範囲が作られる

続いて、「オプションパネル」の中の「境界線を調整」をクリックします。

境界線を調整

「境界線を調整」ダイアログが表示され、カンバス内は、炎の部分のみが表示されています。
炎を確認すると、若干、背景の黄緑色が混ざっているようです。

選択されている炎の部分

黄緑色の部分は不要ですので、選択範囲から、黄緑色の部分を取り除きましょう。

カンバス内の炎の周囲をドラッグして下さい。
すると、ドラッグした範囲内の黄緑色が取り除かれます。

黄緑色の部分が排除された

あまり広い範囲をドラッグしてしまうと、余計な部分まで残ってしまいます。
ですので、適度に行って下さい。

もし、余計な部分まで選択されてしまった場合は、キーボードの「Alt」を入力しながらドラッグする事で、選択範囲から削除する事ができます。
また、ブラシのサイズを変更する際は、「オプションパネル」の「直径」の数値を変更すれば良いです。

境界線を調整のブラシの直径

続いて、「境界線を調整」ダイアログの「出力先」を「選択範囲」から「レイヤーマスク」に変更します。

出力先をレイヤーマスクに

レイヤーマスクとして出力する事で、後に微調整が行えます。

最後に、「OK」をクリックします。
すると、「炎」レイヤーから、炎の部分のみが切り抜かれます。

炎が切り抜かれた

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レイヤーの向きを変更する

続いて、「炎」レイヤーの向きを変更します。

「メニューバー」の中にある「編集」をクリックします。
表示されたメニューの中にある「変形」にマウスポインタを当てます。
そして、表示されたサブメニューの中にある「水平方向に反転」をクリックします。

水平方向に反転

すると、「炎」レイヤーの向きが左右反転しました。

炎の向きが反転された

ちなみに、レイヤーではなく、画像そのものの左右を反転したい場合は、「メニューバー」の中にある「イメージ」をクリックします。
表示されたメニューの中にある「画像の回転」にマウスポインタを当てます。
そして、表示されたサブメニューの中にある「カンバスを左右に反転」をクリックします。

そうすると、画像全体が左右反転します。

画像の向きが反転された

操作方法が似ていますので、間違えないようにしましょう。

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レイヤーの位置を移動する

続いて、「炎」レイヤーの位置を移動しましょう。
レイヤーの移動は、「移動ツール」を使用します。

「ツールパネル」の中にある「移動ツール」を選択します。

移動ツール

そして、「炎」レイヤーを任意の場所へドラッグして下さい。

移動ツールで炎をドラッグ

「炎」レイヤーの位置が移動しました。

炎の位置が移動した

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レイヤーマスクで不要な部分を隠す

炎の形状を確認すると、地面に沿って広がっている部分がそのまま残っていて、明らかに不自然です。

炎の不自然な形

ですから、レイヤーマスクを編集して、炎の不要な部分をマスクしてしまいましょう。

まずは、「レイヤーパネル」内の、「レイヤーマスク」をクリックします。

レイヤーマスクを選択

続けて、「ツールパネル」下部の「描画色と背景色を初期設定に戻す」をクリックします。

描画色と背景色を初期設定に戻す

そして、「ツールパネル」の中にある「ブラシツール」を選択します。
「ブラシツール」が表示されていない場合は、「鉛筆ツール」、「色の置き換えツール」、「混合ブラシツール」のいずれかを長押しし、「ブラシツール」を選択して下さい。

ブラシツール

そして、炎の不自然な部分をドラッグして、マスクして下さい。

もし、必要な部分までマスクし過ぎてしまった場合は、「描画色と背景色を入れ替え」をクリックし、マスクし過ぎた部分をドラッグして、元に戻して下さい。

描画色と背景色を入れ替え

ただし、この方法だと、背景色の黄緑色も再表示されてしまいます。
ですので、使用の際は注意が必要です。

レイヤーマスクを修正し、炎の形状を微調整しました。

炎の形を微調整

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背景レイヤーに炎の反射光を加える

背景レイヤーの彩度を変更

現段階で完成としても悪くはないのですが、より自然さを演出する為に、炎による反射光を表現したいと思います。
更に、炎との距離によって色合いに変化を付ける事で、より、リアルな反射光を演出します。

「レイヤーパネル」の「背景」レイヤーを選択して下さい。

背景レイヤーの選択

そして、レイヤーパネル下部にある「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックします。

塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成

表示された「コンテキストメニュー」の中から「色相・彩度」を選択します。

色相・彩度

「属性パネル」が「色相・彩度」に切り替わります。
「彩度」を「60」に設定します。

彩度を上げる

「背景」レイヤーの彩度が上がりました。

彩度が上がった

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反射光の適用範囲を制限する

続いて、調整レイヤーの適用範囲を限定し、彩度の変化を炎の反射光に見せかけます。

「レイヤーパネル」の調整レイヤー横のレイヤーマスクを選択します。

調整レイヤーのレイヤーマスクを選択

続いて、「ツールパネル」の中から、「グラデーションツール」を選択します。
もし、「塗りつぶしツール」や「3Dマテリアルドロップツール」が表示されている場合は、長押しして、「グラデーションツール」を選択します。

グラデーションツール

「オプションパネル」の「円形グラデーション」を選択します。

円形グラデーション

そして、炎の位置から外側へ向けてドラッグします。

円形グラデーションでドラッグ

すると、調整レイヤーの適用範囲が限定され、炎に近いほど、鮮やかな色合いになるようになりました。

煙草は火傷の元

これで、完成です。
最初の状態と見比べてみると、炎の反射光の効果が分かりやすいと思います。

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まとめ

最後の一手間に時間を掛けよう!

今回は、「Photoshopの合成技術で非現実を画像化!」と言う事で、Photoshopによる合成技術をご紹介しました。

単に画像を切り取って合成するだけでは、あまり面白くありませんし、どこか、違和感が出て来るものです。
今回ご紹介した作例のように、合成後に一手間掛ける事で、よりリアルで面白い合成画像を作る事ができます。

あなたも、Photoshopで画像の合成を行う機会があれば、この一手間に時間を掛けてみてはいかがですか?
この記事が、あなたの発想を豊かにする良い刺激になれば幸いです。

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