Photoshop チュートリアル

デザイン五輪書

Photoshopチュートリアル:リアルな筆を作る

読了までの目安時間:約 18分

 

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レイヤースタイルは超便利!Photoshopで筆を作る

筆管を作成する

筆管の形状を作成する

まずは、筆管の部分を作成しましょう。

「ツールパネル」の中にある「長方形ツール」を選択します。
「角丸長方形ツール」や「楕円形ツール」、「多角形ツール」や「ラインツール」、「カスタムシェイプツール」が表示されている場合は長押しして、「長方形ツール」を表示させます。

長方形ツール

カンバス内をクリックします。
「長方形を作成」ダイアログが表示されますので、「幅」を「400px」、「高さ」を「20px」に設定し、「OK」をクリックします。

長方形を作成

カンバス内に長方形が描画されました。

筆管の形状が描画された

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筆管に色を付ける

続いて、筆管に色を付けたいと思います。

「レイヤーパネル」下部にある「レイヤースタイルを追加」をクリックして下さい。

レイヤースタイルを追加

表示されたコンテキストメニューの中から、「グラデーションオーバーレイ」を選択します。

グラデーションオーバーレイ

すると、「レイヤースタイル」ダイアログが表示されます。
グラデーション」をクリックして下さい。

グラデーション

更に、「グラデーションエディター」ダイアログが表示されます。
左側のカラー分岐点をクリックします。

左のカラー分岐点を選択

「カラー」と「位置」が左側のカラー分岐点のものに切り替わります。
カラー」をクリックして下さい。

カラー分岐点のカラー

「カラーピッカー(ストップカラー)」ダイアログが表示されます。
「#」の項目に「f1d66a」と入力し、「OK」をクリックします。

カラーピッカー(ストップカラー)

「カラーピッカー(ストップカラー)」ダイアログが閉じられます。
続いて、右側のカラー分岐点をクリックします。

右のカラー分岐点を選択

「カラー」と「位置」が右側のカラー分岐点のものに切り替わります。
カラー」をクリックして下さい。

カラー分岐点のカラー

「カラーピッカー(ストップカラー)」ダイアログが表示されます。
「#」の項目に「e7be50」と入力し、「OK」をクリックします。

カラーピッカー(ストップカラー)

「カラーピッカー(ストップカラー)」ダイアログが閉じられます。
続いて、「OK」をクリックし、「グラデーションエディター」も閉じます。

「レイヤースタイル」ダイアログに戻りました。
「角度」の項目を「85」°に設定し、「比率」を「41」%に設定します。

グラデーションオーバーレイの角度と比率

「OK」をクリックし、「レイヤースタイル」ダイアログを閉じます。

筆管に色が塗られました。

筆管に色が塗られた

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筆管に光沢を追加する

続いて、筆管に光沢を追加し、立体感を付けましょう。

「レイヤーパネル」の「筆管」レイヤー下部にある「効果」をダブルクリックします。

効果

「レイヤースタイル」ダイアログが表示されます。
ベベルとエンボス」をクリックして下さい。

ベベルとエンボス

表示されたベベルとエンボスのメニュー内にある「深さ」を「123」%、「サイズ」を「43」pxに設定します。
「包括光源を使用」のチェックを外し、「角度」を「105」°、「高度」を「74」°に設定します。
最後に、「光沢輪郭」を「リング」に設定し、「OK」をクリックします。

ベベルとエンボスの設定

「レイヤースタイル」ダイアログが閉じられます。

筆管に光沢が追加され、立体感も生まれました。

筆管に光沢が追加された

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軸先を作成する

軸先の形状を作成する

次は、軸先を作成しましょう。

「ツールパネル」の中にある「長方形ツール」を選択します。
「角丸長方形ツール」や「楕円形ツール」、「多角形ツール」や「ラインツール」、「カスタムシェイプツール」が表示されている場合は、長押しして、「長方形ツール」を表示させます。

長方形ツール

カンバス内をクリックします。
「長方形を作成」ダイアログが表示されますので、「幅」を「50px」、「高さ」を「20px」に設定し、「OK」をクリックします。

長方形を作成

カンバス内に長方形が描画されました。

軸先の形状が描画された

軸先に膨らみを持たせたいので、形状を調整します。

「ツールパネル」の中にある「アンカーポイントの切り替えツール」を選択します。
「ペンツール」や「フリーフォームペンツール」、「アンカーポイントの追加ツール」や「アンカーポイントの削除ツール」が表示されている場合は長押しして、「アンカーポイントの切り替えツール」を選択して下さい。

アンカーポイントの切り替えツール

「アンカーポイントの切り替えツール」を使用し、キーボードの「Shift」を入力しながら、以下のようにアンカーポイントを切り替えて下さい。

アンカーポイントを切り替える

軸先の形状が変更されました。

軸先の形状が変更された

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軸先に光沢を追加する

続いて、軸先に光沢を追加し、立体感を出したいと思います。

「レイヤーパネル」下部にある「レイヤースタイルを追加」をクリックします。
表示されたコンテキストメニューの中にある「ベベルとエンボス」を選択して下さい。

ベベルとエンボス

「レイヤースタイル」ダイアログの「ベベルとエンボス」の設定画面が表示されます。
「深さ」を「113」%、「サイズ」を「8」pxに設定します。
更に、「包括光源を使用」のチェックを外し、「角度」を「74」°、「高度」を「72」°に設定します。

ベベルとエンボスの設定

「OK」をクリックして、「レイヤースタイル」ダイアログを閉じます。

軸先に光沢が追加され、立体感が表現されました。

軸先に光沢が追加された

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穂を作成する

穂の形状を作成する

続いて、筆の穂の部分を作成したいと思います。

「ツールパネル」の中にある「多角形ツール」を選択します。
「長方形ツール」や「角丸長方形ツール」、「楕円形ツール」や「ラインツール」、「カスタムシェイプツール」が表示されている場合は長押しして、「多角形ツール」を選択して下さい。

多角形ツール

カンバス内をクリックします。
表示された「多角形を作成」ダイアログの「幅」を「90px」、「高さ」を「20px」、「角数」を「3」に設定し、「OK」をクリックします。

多角形を作成ダイアログ

カンバス内に三角形が描画されました。

穂の形状が描画された

穂の向きが左右逆に表示されていますので、向きを変更しましょう。

「メニューバー」の「編集」をクリックし、表示されたメニューの中の「変形」にマウスポインタを合わせます。
サブメニューが表示されますので、「180°回転」を選択します。

180°回転

三角形の向きが変更されました。

三角形の向きが変更された

新品の筆を表現する場合は、穂の形はこのままでも良いでしょう。
ですが、折角ですから、今回は使い古した筆の穂の形を表現してみましょう。

「ツールパネル」の中にある「アンカーポイントの切り替えツール」を選択します。
「ペンツール」や「フリーフォームペンツール」、「アンカーポイントの追加ツール」や「アンカーポイントの削除ツール」が表示されている場合は長押しして、「アンカーポイントの切り替えツール」を選択して下さい。

アンカーポイントの切り替えツール

「アンカーポイントの切り替えツール」を選択したら、以下のようにアンカーポイントを切り替えて下さい。

穂のアンカーポイントを切り替える

続けて、「ツールパネル」の中にある「パス選択ツール」を選択します。
「パスコンポーネント選択ツール」が表示されている場合は長押しして、「パス選択ツール」を選択して下さい。

パス選択ツール

カンバス上をドラッグし、穂先のパスのみを選択します。

穂先のパスのみを選択

そして、キーボードの「」をクリックし、穂先のパスを上方向へ移動します。

穂先のパスを上方向へ

最後に、「穂」レイヤーを「軸先」レイヤーの背面へ移動します。

「メニューバー」の中にある「レイヤー」をクリックします。
表示されたメニュー内の「重ね順」にマウスポインタを合わせます。
サブメニューが表示されますので、「背面へ」をクリックして下さい。

背面へ

「穂」レイヤーが、「軸先」レイヤーの背面へ移動しました。

穂レイヤーを軸先レイヤーの背面へ

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穂に色と質感を付ける

続いて、穂に色を付けたいと思います。

「レイヤーパネル」下部にある「レイヤースタイルを追加」をクリックします。
表示されたコンテキストメニューの中にある「グラデーションオーバーレイ」をクリックします。

グラデーションオーバーレイ

「レイヤースタイル」ダイアログの「グラデーションオーバーレイ」の設定画面が表示されます。
「角度」を「-15」°に設定し、「描画モード」を「乗算」に変更します。

グラデーションオーバーレイの設定

続けて、穂に質感を追加します。
「スタイル」の中の「パターンオーバーレイ」をクリックします。

パターンオーバーレイ

「パターンオーバーレイ」の設定画面が表示されます。

「パターン」をクリックします。
そして、表示されたメニュー内にある歯車のアイコンをクリックします。

パターンを変更

Photoshop内に保存されているパターンが一覧表示されます。
その中から、「グレースケールペーパ」を選択して下さい。

グレースケールペーパー

パターンの置き換えを確認するダイアログが表示されますので、「OK」を選択します。

パターンをグレースケールで置き換える

再び、「パターン」をクリックします。
そして、表示されたパターン一覧の中から、「クラフトワッフル」を選択します。

クラフトワッフルを選択

続けて、「比率」を「1」%に変更します。

パターンオーバーレイの比率を変更

「OK」をクリックして、「レイヤースタイル」ダイアログを閉じます。

穂に色と質感が追加されました。

穂に色と質感が追加された

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穂に影を追加する

続いて、穂に影を追加し、穂に立体感を付けたいと思います。

「穂」レイヤー内の「効果」をダブルクリックして下さい。

効果

「レイヤースタイル」ダイアログが表示されます。
「スタイル」内の「ベベルとエンボス」をクリックします。

ベベルとエンボス

「ベベルとエンボス」の設定画面が表示されます。
「深さ」を「286」%、「サイズ」を「29」pxに変更します。
更に、「ハイライトのモード」の「不透明度」を「0」%、「シャドウのモード」の「不透明度」を「38」%に変更します。

ベベルとエンボスの設定

穂に影が追加され、立体感が表現されました。

穂に影が追加された

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尻骨を作成する

尻骨の形状を作成する

次は、筆の尻骨を作成します。

「ツールパネル」の中にある「長方形ツール」を選択します。
「角丸長方形ツール」や「楕円形ツール」、「多角形ツール」や「ラインツール」、「カスタムシェイプツール」が表示されている場合は、長押しして、「長方形ツール」を表示させます。

長方形ツール

カンバス内をクリックします。
「長方形を作成」ダイアログが表示されますので、「幅」を「15px」、「高さ」を「20px」で指定します。

長方形を作成

「OK」をクリックし、「長方形を作成」ダイアログを閉じます。

尻骨となる長方形が作成されました。

尻骨の形状が描画された

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尻骨に光沢を追加する

続いて、尻骨に光沢を追加し、立体感を出したいと思います。

「レイヤーパネル」下部にある「レイヤースタイルを追加」をクリックします。
表示されたコンテキストメニューの中にある「ベベルとエンボス」を選択して下さい。

ベベルとエンボス

「レイヤースタイル」ダイアログの「ベベルとエンボス」の設定画面が表示されます。
「深さ」を「103」%、「サイズ」を「21」pxに設定します。
更に、「包括光源を使用」のチェックを外し、「角度」を「83」°、「高度」を「76」°に設定します。

ベベルとエンボスの設定

「OK」をクリックし、「レイヤースタイル」ダイアログを閉じます。

尻骨に光沢が追加され、尻骨が立体的になりました。

尻骨に光沢が追加された

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かけひもを通す部分を作成する

かけひもを通す部分の形状を作成する

続いて、かけひもを通す部分を作成したいと思います。

「ツールパネル」の中にある「長方形ツール」を選択します。
「角丸長方形ツール」や「楕円形ツール」、「多角形ツール」や「ラインツール」、「カスタムシェイプツール」が表示されている場合は、長押しして、「長方形ツール」を表示させます。

長方形ツール

カンバス内をクリックします。
「長方形を作成」ダイアログが表示されますので、「幅」を「7px」、「高さ」を「12px」で指定します。

長方形を作成

カンバス内に、かけひもを通す部分となる四角形が作成されました。

かけひもを通す部分を作成

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かけひもを通す部分に光沢を追加する

続いて、かけひもを通す部分に光沢を追加します。

「レイヤーパネル」下部にある「レイヤースタイルを追加」をクリックします。
表示されたコンテキストメニューの中にある「ベベルとエンボス」を選択して下さい。

ベベルとエンボス

「レイヤースタイル」ダイアログの「ベベルとエンボス」の設定画面が表示されます。
「深さ」を「174」%、「サイズ」を「16」pxに設定します。
更に、「包括光源を使用」のチェックを外し、「角度」を「63」°、「高度」を「79」°に設定します。

ベベルとエンボスの設定

「OK」をクリックし、「レイヤースタイル」ダイアログを閉じます。

かけひもを通す部分に光沢が追加されました。

かけひもを通す部分に光沢が追加された

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かけひもを作成する

かけひもとなるシェイプを作成する

次は、かけひもを作成します。

「ツールパネル」の中にある「ペンツール」を選択します。
「フリーフォームペンツール」や「アンカーポイントの追加ツール」、「アンカーポイントの削除ツール」や「アンカーポイントの切り替えツール」が表示されている場合は長押しして、「ペンツール」を選択して下さい。

ペンツール

「オプションパネル」の設定を以下のように変更します。
シェイプ」、「塗り」は「無し」、「ストローク」は「」、線の太さは「3pt」、線は「直線」、描画の対象は「新規レイヤー」です。

ペンツールのオプションパネル設定

カンバス内を二ヶ所クリックし、最初にクリックしたパスをクリックし、シェイプを閉じます。

パスツールでシェイプを作成

閉じたシェイプを輪っかに変形します。
「ツールパネル」の中にある「アンカーポイントの切り替えツール」を選択して下さい。
「ペンツール」や「フリーフォームペンツール」、「アンカーポイントの追加ツール」や「アンカーポイントの削除ツール」が表示されている場合は長押しして、「アンカーポイントの切り替えツール」を選択して下さい。

アンカーポイントの切り替えツール

「アンカーポイントの切り替えツール」を選択したら、以下のようにアンカーポイントを切り替えて下さい。

シェイプのハンドルを切り替える

ちなみに、「アンカーポイントの切り替えツール」を使用時、キーボードの「Ctrl」を入力すると、その間、「アンカーポイントの切り替えツール」は「パスツール」に変化します。
パスの位置を微調整する際に役立てて下さい。

筆にかけひもが描画されました。

筆にかけひもが描画された

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かけひもレイヤーを背面へ

最後に、かけひもレイヤーを背面へ移動させます。

「メニューバー」の中にある「レイヤー」をクリックします。
表示されたメニュー内の「重ね順」にマウスポインタを合わせます。
サブメニューが表示されますので、「背面へ」をクリックして下さい。

背面へ

「かけひも」レイヤーが、「かけひもを通す部分」レイヤーの背面へ移動しました。

かけひもレイヤーが背面へ

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まとめ

ほとんどの事がレイヤースタイルで出来る!

今回はPhotoshopのレイヤースタイル機能を使って筆を作成しましたが、いかがでしたか?

今回の作業のほとんどが、作成したシェイプにレイヤースタイルでデザインをして行く形でした。
作例を通し、レイヤースタイルで出来る表現の可能性が実感出来たと思います。

Photoshopでの表現力をアップする為には、レイヤースタイルを自在に使えるようになりたいものです。
あなた自身でも色々アレンジして、レイヤースタイルを使ってみて下さい。

    おさらい
  • 長方形ツール、多角形ツールによるシェイプの作成。
  • ペンツールやアンカーポイントの切り替えツールによるベジェ曲線の作成と編集。
  • グラデーションオーバーレイの設定。
  • ベベルとエンボスの設定。
  • パターンオーバーレイの設定。
  • レイヤーの並べ替え。

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完成例

習字用の筆と筆置き

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