GIMP 縦書き

デザイン五輪書

GIMPで文字を縦書きにする方法

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GIMPで文字を縦書きにする方法

GIMPを進化させる拡張機能!

GIMPは文字の縦書きができない!?

GIMPは、通常、縦書きを行う事ができません。

GIMPは横書き

GIMPは英語圏で開発されているソフトですから、そもそも、縦書きの文化がありません。
まぁ、無料で提供されているものですし、仕方がない事です。

じゃあ、GIMPで縦書きを行うのは諦めるしかないのか・・・と言うと、そうでもなくて、日本人が作ったGIMPの文字を縦書きにできる拡張機能が何種類か出回っています。
GIMPは、拡張機能のプログラムが記述されたスクリプトファイルをフォルダー内に保存する事で、GIMPが本来持っていない機能を追加する事ができるのです。
ただし、機能を追加するほど、GIMPの起動時間が長くなってしまいますので、そこはバランスが必要ですが・・・。

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拡張機能が機能しない!?

数種類ある縦書き用のスクリプトファイルですが、中には、実際にGIMPにインストールしても正常に働かないものもありますので、注意しましょう。
恐らく、以前は使えたのでしょうが、現行のGIMPには対応していないものと思われます。
そう言ったスクリプトファイルに四苦八苦するのは、時間と労力の無駄です。

ちなみに、この記事を作成している段階では、GIMPの最新版は2.8.10です。
勿論、今回ご紹介する記事の内容は、64ビットのGIMPの2.8.10版で動作確認済みですので、安心して下さい。

GIMP-2.8.10-64bit

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GIMPに縦書きふ~をインストールする

縦書きふ~

縦書き用スクリプトファイルとして昔から定番の、「縦書きふ~」をご紹介したいと思います。
有名ドコロですから、わざわざインストールしたのに動かない・・・と言った事はありません。

ただ、「縦書きふ~」には一つ、大きな問題があります。
「縦書きふ~」で縦書きに変換した文字は、画像に変換されてしまいます。
テキストレイヤーではありませんので、後から文字を修正したりする事ができません。

テキストレイヤーではない

この点を容認できない方は、別のスクリプトファイルを探しましょう。

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縦書きふ~をダウンロードする

では、「縦書きふ~」のファイルをダウンロードしましょう。
「縦書きふ~」は、鉄とGIMPと言うサイトで公開されています。

サイトにアクセスし、「fe-tategaki-auto.zip」をクリックします。

縦書きふ~のダウンロード

縦書きふ~の圧縮フォルダがダウンロードされます。

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GIMPに縦書きふ~のファイルを移動する

「縦書きふ~」のインストールは、この圧縮フォルダを解凍し、中の3つのファイルをGIMPの中の「scripts」フォルダ内に移動すれば完了です。

実際に作業を行って行きましょう。
まずは、圧縮フォルダをダブルクリックし、フォルダを解凍して下さい。

フォルダを解凍すると、「0-fe-util.scm」と「fe-tategaki.scm」と「fe-tategaki-auto.scm」の3つのファイルが入っています。

fe-tategaki-auto.zipを解凍

この3つのファイルを、GIMPの「scripts」フォルダ内に移動します。

私は64ビット版のGIMPを使用していますので、説明が64ビット版の方向けになってしまいますが、GIMPの「scripts」フォルダは、「C:>Program Files>Gimp-2.8>share>gimp>2.0>scripts」と言う流れでパソコン内をたどれば見付かります。
32ビット版を使用している方は、フォルダの構造が若干異なると思いますので、ご自身で探してみて下さい。

ファイルを移動後、GIMPを再起動します。

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縦書きふ~の使用方法

縦書きふ~(ルビ)で縦書きの文字を入力

では、早速、「縦書きふ~」を使用して、縦書きの文字を入力してみましょう。

「ツールバー」の中の「ツール」をクリックします。
表示されたメニューの中から、「縦書きふ~(ルビ)」を選択します。

縦書きふ~(ルビ)

「Script-Fu:縦書きふ~(ルビ)」ダイアログが表示されます。

Script-Fu:縦書きふ~(ルビ)ダイアログ

「Text」の項目に文字を入力します。
説明に書かれている通り、文字を改行する場合は「#」を入力し、ルビ(ふりがな)を振る場合は、「()」で文字を括ります。

縦書きふ~の記述方法

その他の項目を確認し、「OK」をクリックします。

入力した文字が縦書きで表示されました。

文字が縦書きで表示された

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縦書きふ~のルビを適切な位置へ

「縦書きふ~」を使用して漢字にルビを振る際、ポイントがあります。
通常ですと、「デザイン五(ご)輪(りん)書(しょ)」とルビを振りますが、漢字の中心にまとめてルビを振りたい場合は、この方法ではダメです。

「縦書きふ~」は、「()」で括った文字の一つ前にある文字を基準にして、真ん中寄せでルビが振られます。
ですから、今回の場合、「デザイン五輪書(ごりんしょ)」ではなく、「デザイン五輪(ごりんしょ)書」と「Script-Fu:縦書きふ~(ルビ)」ダイアログに入力しました。

ルビを指定する位置

漢字三文字の場合は真ん中の二文字目の直後、漢字五文字ならば真ん中の三文字目の直後にルビを振ります。
そうすれば、ルビの配置が漢字の中心にまとまって、綺麗に見えます。

ちょっとした事ですが、気を使ってみて下さい。

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縦書きふ~(Auto)で横書きの文字を縦書きに変換

次は、「縦書きふ~(Auto)」を使用してみましょう。
「縦書きふ~(Auto)」は、横書きの文字を縦書きに変換する事ができる機能です。

「縦書きふ~(Auto)」を使用する際は、横書きのテキストレイヤーを選択しておく必要があります。

横書きのテキストレイヤー

続けて、「ツールバー」の中の「ツール」をクリックします。
表示されたメニューの中から、「縦書きふ~(Auto)」を選択します。

縦書きふ~(Auto)

すると、横書きの文字が「縦書きふ~(Auto)」によって、縦書きの文字に変換されました。

横書きの文字が縦書きに変換された

元々あったテキストレイヤーは、削除された訳ではなく、非表示になっているだけです。

テキストレイヤーは非表示に

必要のない場合は削除しましょう。

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まとめ

とても便利な拡張機能ですが・・・

今回は、GIMPで文字を縦書きにする方法と言う事で、「縦書きふ~」と言うGIMPの拡張機能についてご紹介しました。

ダウンロードしたファイルの保存場所が奥まった場所にあるので、探すのが少し大変だったかもしれません。
ですが、場所さえ覚えておけば、他の拡張機能を追加する際にも役立ちます。

また、「scripts」フォルダの近くには、ブラシやパターン、グラデーションなどのフォルダもあります。
これらも追加できますので、色々活用してみて下さい。

ただし、拡張機能の追加し過ぎはGIMPの起動を著しく遅くしてしまいますので、ほどほどに・・・。

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ソフトウェア フリーソフト   コメント:1

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  • ゲスト

    一番肝心な約物(「」〜)の位置が全然変な位置に変換されるんですが、直し方を教えてください。

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