Excel 16進数

デザイン五輪書

Excelで16進数を扱う際に役立つ関数

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Excelで16進数を扱う際に役立つ関数

16進数はExcelにお任せ!

はじめに

ウェブデザイナーは、カラーコードで使用する事のある16進数。
今回は、Excelで16進数を馴染みのある10進数に変換したり、その他、2進数や8進数に変換する関数についてもご紹介します。

取っ付きにくいイメージのある16進数ですが、Excelがそのハードルを下げてくれます。
ぜひ、操作方法を習得して下さい。

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16進数とは?

本題に入るその前に、16進数が何なのかを理解していなければ話は進みませんので、まずは、16進数について説明をしたいと思います。

私達に馴染みのあるのは10進数でしょう。
0~9までの10種類の数字を組み合わせて、数を表現します。

一方、16進数の場合は、「0~9」、更に、「A~F」までの、合計16種類の数値を組み合わせて数を表現します。
例えば、10進数で言う「10」を16進数に変換すると「A」、10進数の「11」を16進数に変換すると「B」となります。

10進数と16進数

単位の1周期が異なる為、例えば、10進数の「12」と16進数の「12」は全くの別物になります。
こう言う点が、16進数に対して取っ付きにくいと言うイメージを受けてしまう要因になっている訳ですが、そう言うものだと理解するしかありません。

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Excelの関数名を暗記する必要はない!?

単位が少ないものでしたら、何となく理解できるかもしれませんが、急に10進数の「764」を16進数に変換するようにと言われても、即座に答えるのは困難です。
私は暗算が得意ではないので、鉛筆と紙を準備したくなります。

ですが、Excelの関数で処理を行う事ができると知ってさえいれば、容易に対処する事が可能なのです。
上記の16進数の表だって、私は手入力を行っていません。
関数の計算式を入力して、オートフィル機能でセルを複製しただけです。

関数と聞くと、沢山の関数を暗記しておかなければ、Excelは使いこなす事ができないのではないかと思いがちです。
ですが、難しい関数をわざわざ暗記するような事はしなくても良いです。
無理して関数を暗記しなくても使えるような、そのような紹介の仕方をしますので、安心して下さい。

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Excelで10進数を16進数に変換

10進数を16進数に変換する関数を探す

では、前述した「764」を、16進数に変換してみましょう。
その際、「10進数を16進数に変換する関数」が必要になります。

該当する関数名を記憶していないと言う前提で作業を行ってみたいと思います。

まずは、セルに「764」と記述して下さい。
そして、16進数に変換した結果を表示するセルを選択しておきます。

16進数に直した数値を表示するセルを選択

「リボン」の中にある「数式」タブをクリックして下さい。

数式タブ

「関数ライブラリ」グループの中にある「関数の挿入」をクリックします。

関数の挿入

「関数の挿入」ダイアログが表示されます。
「関数の検索」欄に「10進数 16進数」と記述します。

関数の挿入ダイアログ

「検索開始」をクリックします。
すると、候補となる関数が、「関数名」の中に一覧表示されます。

関数名の検索

上から順番に、一つ一つクリックして行きます。
「関数名」の下に、その関数の記述方法や説明が表示されますので、それを手がかりに、該当する関数を探し当ててみて下さい。

関数の記述方法や説明

10進数を16進数に変換するケースの場合、「DEC2HEX関数」が良さそうです。

DEC2HEX関数

「OK」をクリックします。

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DEC2HEX関数の使用方法

続けて、「関数の引数」ダイアログが表示されます。

DEC2HEX関数の引数ダイアログ

「764」と記述したセルをクリックした後、「関数の引数」ダイアログの「OK」をクリックします。
すると、「764」を16進数に変換した、「2FC」と言う数値がセルに表示されます。

764を16進数に変換

「関数の引数」ダイアログの中にある「桁数」ですが、この中で桁数を指定する事で、返される値の桁数が変化します。
試しに、「5」と記述してみましょう。

桁数を指定する

すると、セルには「002FC」と言う値が表示されました。

5桁で値が返される

このように、指定した桁数に合わせて、値の前に「0」が表示されるようになります。

ちなみに、今回は計算結果が「2FC」と言う3桁の値でしたが、桁数に「2」や「1」を指定してしまうと、数値のエラーを起こしてしまいます。

数値のエラー

桁数を指定する場合は気を付けましょう。

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Excelで16進数を10進数に変換

16進数を10進数に変換する関数を探す

今度は、「FF」と言う16進数を10進数に変換してみたいと思います。
ウェブデザイナーの方は、計算する前から答えが分かってしまうでしょうが、練習ですので、やってみましょう。

まずは、セルに「FF」と記述して下さい。
そして、10進数に変換した結果を表示するセルを選択しておきます。

10進数に直した数値を表示するセルを選択

「関数ライブラリ」グループの中にある「関数の挿入」をクリックします。

関数の挿入

「関数の挿入」ダイアログが表示されます。
「関数の検索」欄に「16進数 10進数」と記述します。

関数の挿入ダイアログ

「検索開始」をクリックします。
すると、候補となる関数が、「関数名」の中に一覧表示されます。

関数名の検索

上から順番に、一つ一つクリックして行きます。
「関数名」の下に、その関数の記述方法や説明が表示されますので、それを手がかりに、該当する関数を探し当ててみて下さい。

関数の記述方法や説明

16進数を10進数に変換するケースの場合、「HEX2DEC関数」が良さそうです。

HEX2DEC関数

「OK」をクリックします。

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HEX2DEC関数の使用方法

続けて、「関数の引数」ダイアログが表示されます。

HEX2DEC関数の引数ダイアログ

「FF」と記述したセルをクリックした後、「関数の引数」ダイアログの「OK」をクリックします。
すると、「FF」を10進数に変換した、「255」と言う数値がセルに表示されます。

FFを10進数に変換

ウェブデザインにおいて色を指定する際、「0~255」までの数字で色合いを指定する方法と、「00~FF」までの数値で色合いを指定する方法があるのですが、実は、10進数で色を指定するか、16進数で色を指定するかの違いだったのです。

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Excelで16進数を2進数に変換

16進数を2進数に変換する関数を探す

次は、「1C」と言う16進数を2進数に変換してみたいと思います。
セルに「1C」と記述して下さい。
そして、2進数に変換した結果を表示するセルを選択しておきます。

2進数に直した数値を表示するセルを選択

「関数ライブラリ」グループの中にある「関数の挿入」をクリックします。

関数の挿入

「関数の挿入」ダイアログが表示されます。
「関数の検索」欄に「16進数 2進数」と記述します。

関数の挿入ダイアログ

「検索開始」をクリックします。
すると、候補となる関数が、「関数名」の中に一覧表示されます。

関数名の検索

上から順番に、一つ一つクリックして行きます。
「関数名」の下に、その関数の記述方法や説明が表示されますので、それを手がかりに、該当する関数を探し当ててみて下さい。

関数の記述方法や説明

16進数を2進数に変換するケースの場合、「HEX2BIN関数」が良さそうです。

HEX2BIN関数

「OK」をクリックします。

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HEX2BIN関数の使用方法

続けて、「関数の引数」ダイアログが表示されます。

HEX2BIN関数の引数ダイアログ

「1C」と記述したセルをクリックした後、「関数の引数」ダイアログの「OK」をクリックします。
すると、「1C」を2進数に変換した、「11100」と言う数値がセルに表示されます。

1Cを2進数に変換

「関数の引数」ダイアログの中にある「桁数」ですが、この中で桁数を指定する事で、返される値の桁数が変化します。
試しに、「7」と記述してみましょう。

HEX2BIN関数の桁数を指定

すると、セルには「0011100」と言う値が表示されました。

7桁で値が返される

このように、指定した桁数に合わせて、値の前に「0」が表示されるようになります。

ちなみに、今回は計算結果が「11100」と言う5桁の値でしたが、桁数に「4」以下の数字を指定してしまうと、数値のエラーを起こしてしまいます。

桁数不足で数値のエラー

2進数は桁数が多くなりがちですので、桁数を指定する際は気を付けましょう。

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Excelで16進数を8進数に変換

16進数を8進数に変換する関数を探す

次は、「ABC」と言う16進数を8進数に変換してみたいと思います。
セルに「ABC」と記述して下さい。
そして、8進数に変換した結果を表示するセルを選択しておきます。

8進数に直した数値を表示するセルを選択

「関数ライブラリ」グループの中にある「関数の挿入」をクリックします。

関数の挿入

「関数の挿入」ダイアログが表示されます。
「関数の検索」欄に「16進数 8進数」と記述します。

関数の挿入ダイアログ

「検索開始」をクリックします。
すると、候補となる関数が、「関数名」の中に一覧表示されます。

関数名の検索

上から順番に、一つ一つクリックして行きます。
「関数名」の下に、その関数の記述方法や説明が表示されますので、それを手がかりに、該当する関数を探し当ててみて下さい。

関数の記述方法や説明

16進数を8進数に変換するケースの場合、「HEX2OCT関数」が良さそうです。

HEX2OCT関数

「OK」をクリックします。

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HEX2OCT関数の使用方法

続けて、「関数の引数」ダイアログが表示されます。

HEX2OCT関数の引数ダイアログ

「ABC」と記述したセルをクリックした後、「関数の引数」ダイアログの「OK」をクリックします。
すると、「ABC」を8進数に変換した、「5274」と言う数値がセルに表示されます。

ABCを8進数に変換

「関数の引数」ダイアログの中にある「桁数」ですが、この中で桁数を指定する事で、返される値の桁数が変化します。
試しに、「6」と記述してみましょう。

HEX2OCT関数の桁数を指定

すると、セルには「005274」と言う値が表示されました。

6桁で値が返される

このように、指定した桁数に合わせて、値の前に「0」が表示されるようになります。

ちなみに、今回は計算結果が「5274」と言う4桁の値でしたが、桁数に「3」以下の数字を指定してしまうと、数値のエラーを起こしてしまいます。

桁数不足で数値のエラー

桁数を指定する際は気を付けましょう。

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まとめ

手順を覚えよう!

今回は、Excelで16進数を扱う際に役立つ関数についてご紹介しました。
「DEC2HEX関数」、「HEX2DEC関数」、「HEX2BIN関数」、「HEX2OCT関数」と、4種類の関数を紹介しましたが、いかがでしたか?

操作方法は基本的に同じですので、難しくはなかったのではないかと思います。
関数を暗記するのではなく、目的の関数を使用する手順を覚えるようにして下さい。
そうすれば、自分の全く知らない関数でさえ使用する事ができるようになります。

様々な関数を使用できるようになれば、Excelの活用方法は無数に広がります。
ぜひ、今回の内容をあなたの中に落とし込んで下さい。
頑張って下さい。

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ソフトウェア Microsoft Office   コメント:0

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